シリーズA資金調達を終え、個人商店思考と決別し、 Opt Fitとして圧倒的な成長を。

  • CEO語り

2024.1.15

先日、2024110()、株式会社 Opt FitはシリーズA累計3.3億円の資金調達(セカンドクロージング及び、サードクロージングを実施)したことを発表いたしました。創業からの累計調達金額は約5億円となり、ご賛同いただいた投資家様、同じベクトルを向いて日々精進してくれている従業員をはじめ、社内外多くの関係者様に感謝です。

 

発表のリリース記事:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000055404.html

 

Opt Fitを創業してから3月で4年を迎えます。

前期(23年12月期)は前々期の売上成長率は4倍以上となり、SaaSの理想的な成長モデルである「T2D3」以上の成長率を叩き出し、従業員もこの1年間で1.5倍ほど増え、20人を超えました。

ただ、その一方で個人の力で影響を及ぼせる範囲の限界を痛感した1年でもありました。

 

23年を振り返ると、『「自分がなんとかしよう」=個人商店思考』が抜けきれてない1年でした。

24年は、個人商店思考と決別し、常に半歩先を見越し、適切な舵をきれるCEOとならなければなりません。

 

個人商店を脱却し「組織の力」で大きな成長を。

24年末までに、40人以上の従業員規模まで組織の拡大を予定しています。

当然、組織拡大が目的ではなく、下記2点を成し遂げるためにはその人員計画が必要です。

 

1、AIを浸透させフィットネス業界の変革者を目指す

フィットネス業界におけるAI浸透実現のため、2028年までに
トップシェアである30%の企業にご利用いただくことを目指しています。

 

2、AI画像解析技術を活かし、さまざまな業界の現場DXの支援を行う

創業からフィットネス施設向けに培ってきたAI画像解析技術を活かし、

あらゆる業界の現場DXの支援を行い日本の労働者不足問題を解決します。

 

上記2点を実現には、残念ながらこのままのOpt Fitでは厳しいです。

 

プレシリーズA付近(弊社の場合22年4月)までは、

PSF(プロダクトソリューションフィット)に向けてサービスを磨くことに

熱量を注ぐことが最重要経営課題となるので、役員に属人する組織に必然的になりやすくなります。

 

※参考までに、創業ストーリーは「創業手帳様」のインタビュー記事がわかりやすいので載せておきます。

https://sogyotecho.jp/optfit-watanabe-interview/

 

しかし、シリーズA前後(弊社の場合23年4月付近から)になると

PMFに向けて、顧客も増えるため、サービスの磨き込みだけでなく、

CSの体制やプロダクトの安定稼働に向けた仕組み化、コーポレート体制の立ち上げなどやるべきことが多岐にわたります。

つまり、役員中心の個人商店型組織からの脱却がキーとなります。

 

当社も23年4月頃に、ふと気がつけば、個人商店型組織の典型例でした。

ビジネスサイドでは渡邉のほぼ一任、

開発サイドでは荒川のほぼ一任で事業推進を行なっていました。

 

ありがたいことに、毎月顧客が増えていましたが、

その反面、定常業務は増え、それに加えイレギュラー対応も増え、

気がつくと、「エラー&アクション(改善)」のサイクルに陥っていました。

※「エラー&アクション(改善)」とは、戦略的に事業を推進できず、エラーが起きた際に、その都度対応し、それを繰り返す状態で戦略的な成長ができない状態です。

 

ちょうどタイミング的に、シリーズAの調達活動を開始したこともあり、

再現性のある急成長をしているスタートアップに目を向けると、

「トライ&エラー&アクション(改善)」のサイクルで事業推進ができていることに気がつきました。

 

常に経営層は、半歩先を見据えた少し挑戦的な戦略をたて、

それをマネージャーを中心とした各事業部の中間管理職層が理解を示し、

各事業部ごとの指示役となり、メンバーが挑戦(トライ)し、挑戦したことに対しての失敗(エラー)することを歓迎し、

失敗から次の改善(アクション)を行なっていました。

 

そのギャップを痛感し、「トライ&エラー&アクション(改善)」ができる組織になるために、

この半年間は、それができるための土台に必要なことを、重点的に取り組んできました。

さまざまな職種の採用、マネージャー層の採用、CRMの導入、バリューチェン化、MVVの見直し、コーポレート体制の構築などなど。

 

既存の従業員及び、この半年間で入社した従業員の努力があり、

23年中にその土台ができ始めてきたと思います。

ただ、まだできたての土台なので、崩れるのは一瞬です。

このできたの土台を生かすか殺すかはこの1年の動きにかかっていると思っています。

 

必ず、「トライ&エラー&アクション(改善)」ができる組織へと成長し、

フィットネス業界の変革者及びAIと人間が共存し労働者不足問題を苦にしない日本社会を作り上げていきたいと思います。

やるべきことはたくさんありますし、うまくいかないことの連続だと思いますが、

全員が本質を大事にし、当事者意識を持ち、助け合うことができれば必ず成し遂げられるとおもっています。

 

最後になりますが、Opt Fitのビジョンに賛同してくれる仲間を募集しています。

会社に関わる毎日が「仕事」ではなく「私事」と思えるように最大限サポートします。

少しでも興味がある方は、ぜひお気軽にお声がけください。

 

それでは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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